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トリキュラーを処方できない人もいる

笑っている女性

婦人科でトリキュラーを処方される人はいますが、実は、トリキュラーを処方できない人もいます。
まず、年齢が高い人です。
トリキュラーは、生理不順を整えたり子宮内膜症の治療などに役に立ちますが、その反面、いくつかの悪い反応が出てしまう事があります。
その反応の一つとして、血栓ができやすい事があげられます。
年齢が高い人ほど、血圧が高い人が多いため、トリキュラーを服用する事にリスクを伴うでしょう。
若い人であっても、血圧が高ければ処方できない事もあるため、事前に検査をする必要があります。

次に、成長期の人があげられます。
トリキュラーを服用する事によって、女性ホルモンだけではなく、成長ホルモンにも影響が出てしまいます。
そのため、特に未成年でピルが必要な疾患にかかってしまった人は、よく医師と相談して、服用するべきかどうかを判断する必要があります。
もし、判断を間違えて服用し続けてしまった場合は、成長が止まってしまうリスクもあるので気をつけましょう。

更に、糖尿病患者、脂質代謝に異常がある人、肝臓に異常がある人もトリキュラーは処方できない事になっています。
これらの疾患がある人は、事前に申告する必要がありますが、処方する際、医師による内診検査と血液検査を受ける事になっているので、その結果で判断されるでしょう。
全ての条件をクリアし、処方された後、半年に一度は血液検査を受ける事になります。
その理由としては、トリキュラーによるホルモン異常があらわれていないか、血液内に血栓ができていないかを調べるためです。

とても便利な薬ですが、様々なリスクと隣り合わせである事を忘れてはいけません。
そのため、定期検査以外の期間に少しでも体に異常を感じた場合は、すぐに病院へ行き、相談するべきです。
人によってはピル服用による吐き気を訴える人もいますが、そのような場合は、吐き気止めを処方してもらえばピルを安全に飲み続ける事も可能です。

喫煙者は必ず医師に言わなければならない

上記以外に注意しなければいけない人がいます。
それは、喫煙者です。
普段からタバコを吸う人は、トリキュラーを処方される前に、必ず医師に言わなければなりません。
先ほど、トリキュラーは血栓症を伴うリスクがあると説明しましたが、喫煙者の場合、そのリスクは非喫煙者の約160倍になると言われています。
医師に申告し忘れてピルの服用を開始してしまった場合、最悪、気づかない間に血栓ができてしまい命に関わる事もあり得ます。
特に、脳血栓や心筋梗塞になってしまうと、短時間で死に至る可能性も高いので、とても危険です。

また、タバコを吸いながらピルを服用すると、不正出血を起こす原因にもなり、更には乳がんや卵巣がん、卵巣腫瘍といった病気を引き起こす可能性もあります。
喫煙者であり、更に年齢が高い人は、より高いリスクを負わなければならないでしょう。
トリキュラーを服用する期間は、必ず禁煙をするよう指導されます。

元々、タバコは肺がんや高血圧を起こす原因にもなり、人体に悪影響を及ぼすものなので、ピルの服用する事をきっかけに禁煙をしてしまうのもひとつの手段です。
しかし、いきなり全てのタバコを止めるのは喫煙者にとっては難しい問題だと思いますので、まずは禁煙外来に相談するのが早いです。
禁煙をするための薬などを使用し、タバコの量を徐々に減らしていきます。
または、喫煙者でも服用できるピルがあるので、それを使用できるかどうかを医師に相談してみると良いでしょう。
以上のように、トリキュラーを処方できない人はいるという事を念頭に置き、病院でピルを勧められた場合はしっかりと医師と話し合い、そして服用前の検査で問題がないか調べてもらう必要があります。

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